考えすぎて動けない人は、意志が弱いわけじゃない。
結論から言うと、
この状態は「考え方」の問題ではなく、
考える順番の問題だ。
むしろ、ちゃんと考えようとする人ほど、
最初の一歩が重くなりやすい。
適当に始めたくない。
失敗したくない。
無駄なことをしたくない。
その誠実さが、
行動を遅らせてしまうことがある。
なぜ考えすぎると動けなくなるのか
行動前の思考は、
ほとんどの場合、同じ問いを投げてくる。
- 続けられるか
- 失敗しないか
- 意味はあるか
脳は安全を守ろうとする。
だから、まだ起きていない不安を
先回りして集めてくる。
この状態でいくら考えても、
答えはほとんど一つしか出ない。
「やらない方がいい」
行動していない思考は、
どうしても減点方式になる。
解決策は「思考をやめること」ではない
ここで大事なのは、
思考を止めることじゃない。
思考の使いどころを変えることだ。
僕が意識しているのは、
「どうすればできるか」は
行動したあとに考える、という順番。
行動の前に考えるのは、これだけでいい。
- 今日、何を少しやるか
- 失敗しても困らないか
行動は、
やる気があるからできるんじゃない。
小さいからできる。
考えすぎて動けない人のための具体的な対処法
考えすぎて動けない人に必要なのは、
気合や前向きな言葉ではない。
考えなくても動いてしまう形を
先につくることだ。
① 行動は「成功」ではなく「着手」をゴールにする
多くの人は、
行動のゴールを間違えている。
- うまくやる
- 結果を出す
- 続ける
これを置いた瞬間、
思考は一気に重くなる。
ゴールは、
「手をつけたかどうか」だけでいい。
5分やった。
一行書いた。
一度触った。
それだけで、その日は終わりでいい。
② 「考えてからやる」を禁止する時間をつくる
考えすぎる人は、
常に自分に許可を出そうとする。
だから、先に決める。
考えない時間を。
- タイマーを10分
- 評価・判断は禁止
- 終わったら必ずやめる
この時間は、
上手くやるためじゃない。
動くためだけの時間だ。
③ 「続けない前提」で始める
続けようとするから、
最初の一歩が重くなる。
だったら、
続けない前提で始めればいい。
今日だけ。
一回だけ。
気が向いたらやめる。
行動は、
軽く扱ったほうが、
結果的に続く。
④ 行動後にだけ、考えることを許可する
行動する前は、
方法も、正解も、将来も考えない。
考えていいのは、やったあとだけ。
- どこがやりにくかったか
- どこは意外と簡単だったか
- 次は何を減らせるか
思考は、
行動を止めるためじゃなく、
行動を軽くするために使う。
⑤ 「できなかった日」を責めない仕組みをつくる
動けなかった日は、必ず出てくる。
そのときにやるのは、
反省でも分析でもない。
翌日の行動を、
さらに小さくする。
ゼロになったら、
マイナスじゃなく、
サイズを下げる。
それだけでいい。
まとめ|動いてから考えるだけでいい
考えすぎる人は、
怠けているわけじゃない。
ちゃんとやろうとして、
動けなくなっているだけだ。
考えを変えなくていい。
性格も直さなくていい。
順番だけ、変えればいい。
動いてから、考える。
考えるのは、続けるためだけ。
今の自分より少し先に行く方法は、
いつも静かで、地味だ。
でも、確実に前に進む。

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